新潟花図鑑「新潟の保有植物」
フラワーメッセinにいがた「にいがた花の商談会」
フラワーメッセinにいがた「にいがた花の商談会」が10月17日から新潟市朱鷺メッセ新潟コンベンションセンター2Fで開催されたデーターです。
このデーターは、新潟市秋葉区の花木・鉢物生産農家が力を合わせて作ったものです。この地区には半径3キロほどのところに120軒をこえる生産農家が集中していて、シリコンバレーならぬプラントバンク(信濃川の土手に沿っているので)といったようになっているところです。
  この狭い地域を中心として全国でも有数の(私たちは日本一と思っていますが)種類数の花々を生産しています。伝統的なもの(サツキ、ボケ、シャクナゲ、ボタン、ヤブコウジ・・・)から最新の南アフリカやオーストラリア原産の植物まで、ユリやチューリップ、スイセンなどの球根類や希少な斑入り植物も含めて、その数恐らく3000種!(品種ではなく「種」の数です)はあるでしょう。
 実際に栽培農家にアンケートをとった結果集まったものがここにあげてありますとりあえずの1300種です(すべて現物を農家が栽培しているものです)。
 「品種」はこれとは別に数千種類(サツキ、ボケ、シャクナゲ、ダイモンジソウ、ボタン、チューリップ、ユリ、スイセンなどそれぞれ数十から数百品種)はありますが、その一部を載せてあります。
  栽培法などもその道のプロ農家が記述していますので、是非お楽しみ下さい。


 <耐寒性の記号の説明>
  このデータベースの各種類の説明の中にZ1〜Z10などの記号があります。
 これは植物を栽培するときに最も重要な要素であります耐寒性について、欧米で一般に使用されている基準で、以下のようになっています。数字の区切りが変なのはもともとが摂氏ではなく甲子で決められていたからです。

 Z1  冬の最低気温がー45度程度でも耐える。
 Z2         <-45.5〜<-40.1
 Z3         <-40.0〜<-34.5
 Z4         <-34.4〜<-28.9
 Z5         <-28.8〜<-23.4
 Z6         <-23.3〜<-17.8
 Z7         <-17.7〜<-12.3
 Z8         <-12.2〜<-6.7
 Z9         <- 6.6〜<-1.2
 Z10         <- 1.1〜<4.4  
 Z11         > 4.4

 以上のようになっていますが、ご覧のように冬の最低気温だけで夏の高温は触れていません。つまり英国あたりでは夏でもそれほど暑くなく高山植物でも比較的楽に作れるからです。さらに低温については日本ではマイナス何十度などというのはそれほど考えなくても良い温度ですので、この表が大いに参考になるのは、南アフリカや地中海の暖かいところ、あるいはオーストラリアや南米の植物を栽培するときです。
  新潟県の平場では、無加温での越冬について一般的にいえるのは、Z7であればほぼ間違いなく越冬可、Z8は半ばが越冬可(ものにより場所により違いますが)、Z9は大半が難しく(しかしものによって意外に大丈夫なものもあります)、Z10だと加温したり、屋内へ取り込まないとまず無理、といったところでしょうか。
  しかし種類によっては冬に乾かし気味にしておけば越冬するが、湿りが強いとダメなものとか、風雪にあたるとやられてしまうが、無加温ハウス内ではー6度に下がっても越冬するなどいろいろのものがありますので、耐寒性がボーダーライン上にある美しい植物についてコツを会得して楽しむのも面白いものです。
  
  具体的な例を少しあげますと、南アフリカのケープタウン近くが原産の球根類の多くはZ8くらいだったと思いますが、無加温ハウス内では大体が簡単に越冬してくれます。夜にー5度などに下がっても大丈夫なものが結構あります。
  また花木として最近多く見られるようになった豪州産のアカシアやユーカリなどの多くのものは新潟市でも十分に耐寒性があり、露地でも大きくなり開花しているものも見られます。
  このように新しい花卉で、日本でも楽に栽培できるものも多くありますから、いろいろと楽しんでいただければありがたいと思います。
  またデータの打ち間違いや貼り付け間違いなどあろうかと思いますが、順次訂正と追加をしていきたいと思っています。

  なお、データベースの種類ごとの記載については、英国のRHSの花卉辞典を参考にさせていただいています。
button01_gotop_04.jpg
※ データーは(1年草・花木、緑化木・球根類・果樹・多年草・その他)に分類されています。
※ 検索の場合半角文字・全角文字で別途検索しますので、全角で検索されない場合半角文字で検索してください。
※ 2012年現在の生産者アンケートによるもので、すべての生産者からのデーターではありません。
※ 閲覧にあたっては、より詳しいデータと照合しながらご覧下さい。
「にいがた花図鑑データーベース」へ